インターネットが普及して、誰でもネットで稼げる時代になりました。
だけど、継続して収入を得られるくらい安定して稼ぎたければ、最初は修羅の道を渡る覚悟で向き合うべきかもしれません。かくいう私も簡単に稼げると思っていて痛い目を見たことがあります。
ネットの世界には、たくさんの「お金を稼ぐプロ」がいます。例えばブログでお金を稼ごうと思ったとき、初心者ブロガーはなんとなく日記を書いてしまうんですが、プロのブロガーは読み手のことを考えたり、読者を楽しませたりして、価値のある情報を読み手のために届けています。
そして、プロとしてお金を稼ぐためにはマインドセットが必要です。
稼げないで妥協する人がたくさんいる
ネットで稼ぎたいと安易に考えて始めた人には、稼げないことに妥協する人がたくさんいます。だから、最初に「絶対にお金を稼ぐ」と覚悟を決めなきゃいけません。
「お金が欲しいですか?」と質問をすると、ほとんどの人が「お金が欲しい」と答えます。
「お金を稼ぐために何かやっていますか?」と質問すると、ほとんどの人が「やっていない」と答えます。
「なぜやらない?」と質問すると、ほとんどの人が「自分にはできない」と答えます。これに当てはまったら、ゲームオーバーです。
否定的な考え方をする人は、ネットでお金を稼げません。ネットに限らず、職場にもこんな考え方を持った人が周りにいませんか?こういう人たちの仲間になったら、絶対に稼ぐことはできません。
- どうせやってもムダだと思う
- 悪いことはすべて他人や上司のせい
- 人の失敗や悪口が好き
- 失敗を恐れて何もしない
目次
マインドセットの必要性
ネットで稼ぐためには、自分の考え方を変える必要があります。これがマインドセットと呼ばれており、深層心理に自分の行動や考え方を刷り込ませることです。
稼げないからやらない⇒稼げるように今すぐ行動する
このように、自分の行動や考え方を変化させるのは簡単でしょうか?答えはNOです。人間って楽な方に流されやすいので、なんとなく「頑張ろう」では行動を変えられません。だからマインドセットをして、稼ぐ自分に行動も考え方も変えていく必要があります。
マインドセットに必要なことは【動機・行動】です。
【動機】お金がないから稼いで今の生活を変えたい。家族に苦労させたくない。
【行動】毎日夜寝る前の3時間は、お金を稼ぐための行動をする。
「なぜ稼ぎたい?」という動機がボンヤリしていたら稼げません。じっくりお金を稼ぐ理由を考えてましょう。
例えば「稼げなければ生きていけない」という状況を想像してみて下さい。「3カ月後にネットだけで月5万円を稼げなければ命がない」と言われたら、今日から時間を無駄にせず命をかけて稼ごうと努力するはずです。
この例は極論かもしれませんが、「稼ぐ本気度」が高いほど稼げるのは間違いありません。自分を奮い立たせるためには、やるべきことを深層心理に刷り込ませ奮起する必要があります。
「絶対に稼ぐ」理由を探すこと
意識していないと「なぜやっている?」の意味を忘れてしまいそうになります。人間ってラクなことの方が好きなので、動機がハッキリしないとラクします。そして、ラクするとこうなります。
- 「めんどくさい」と今の現状に満足します。
- 「どうやったらもっと稼げるか?」知恵を絞りません。
- 「やっても変わらない」と言い訳が増えます。
- 「どうせムリ」と自分の未来を曲げてしまいます。
簡単で効果的なマインドセット
もっとも簡単にできるマインドセットは、目標を紙に書いておくこと。
そして、それをいつでも見られる場所に置いておくこと。
僕は、1円も稼げない時から「稼ぐ理由」をパソコンの横に箇条書きで貼ってます。
困難に負けそうになったとき、弱い自分を奮い立たせて、マインドセットをしています。
- 「自由」のためにお金が必要
- 大切な家族を守るためにお金が必要
- 絶対にお金を手にして人生を変える
- 絶対に「やって良かった」と思う日が来る
人間は弱いものだと理解しつつ戦う
「なんか今日やる気でないなぁ」と思ったとき、そのままダラダラと過ごした経験はありませんか?
人間は弱いもの、私も弱いもの、だから放っておけば楽な方へ流れていきます。
そんなとき、弱い自分の感情をボコボコにしてやっつける方法、それが自分が行動している目的です。
箇条書きにした目標を見るだけで、潜在意識に変化が起こり、困難に立ち向かう力を生みます。
「稼ぎたい」と思っただけでは、お金を稼ぐことはできません。
だけど「稼ぎたい」という気持ちを行動に移した人は、いつか「やって良かった」と思える成果を出せます。
必要なことは行動することのみ。すぐに行動に移せる人だけが、お金を稼げるようになります。
ランナーと評論家の違い
精神論と感じるかもしれませんが、稼ぐための本質は「できるかどうか」ではなく「やるかやらないか」です。
簡単なことで「走り出した人だけ」がゴールに近づくことができます。ゴールが遠いから「スタートしようか?」迷って、傍観者や解説者側に回っている人はたくさんいます。
彼らは「フォームが悪い」とか「根性ない」とか、ランナーの様子を見ているだけで、自分は走らず傍観しているだけ。他人を評価して自己満足するだけで、いつまでたってもゴールにたどり着きません。
ランナーと傍観者、どっちが「楽」でどっちが「辛い」かなんて言うまでもありません。僕自身、テレビのコメンテーターや批評家を見て「こっち側に回ったら終わり」と思っています。だって、すべての成果は批評から生まれるものではなく「行動をした人から生まれる」ものだからです。
ネットでお金を稼ぐなら「ランナー」になること。僕は「絶対に傍観者や批評家にはならない」と思っています。
ネットで稼ぐための武器を作ろう
すでに知っている人も多いかもしれませんが、ネットではこういった稼ぎ方ができます。
- youtubeなどの動画配信
- ブログ等でのアフィリエイト
- クラウドソーシングで内職
- オークションを利用したせどり
- ネットショップを経営する
ネット上でモノやサービスを売ったり、たくさんの人が見ている場所で広告を出したり、ネットで稼ぐ基本は「人が集まったところでモノを売ったり広告を出す」ことです。スマホが普及している今、1人でも多くの人に閲覧されるコンテンツを持っていることこそ、ネットで稼ぐ一番の武器となります。
ネットで稼ぐには行動するしかない
例えば、相場を調べて古本屋で仕入れたマンガやゲームをオークションで販売する「せどり」は、誰にでもできる稼ぎ方です。しかし、最初は相場がわからずに「購入金額より高く売れないモノ」を購入して、失敗してしまうこともあるでしょう。
やってみて「うまくいかない」と感じる壁は、あって当然のこと。だけど、何度かトライしているうちに「オークションサイトの相場」がわかってきます。さらに色々なオークションサイトで相場が違うこと、手数料のシステムが違うことがわかってきます。また、売りやすい時間帯や商品選定ができるようになります。このように、時間をかけて学んでいくことでネットで稼げるようになるんです。
わかりやすいように「せどり」を例としましたが、どうやったら稼げるのか考えれば次につながります。だけど「やるかどうかを迷っている」ようでは、一歩も前進しません。youtuberが稼げること、ブログで稼いでいる人がいること、そんなことは小学生でも知っている時代。たくさんの人がネットで稼げると知っていてやらない人の方が圧倒的に多いです。
誰でも最初の一歩は「稼げない」ところからスタートします。最初は1万円を稼ぐまでにヘトヘトになるかもしれません。だけど、稼ぐために必要なのは自分を信じることです。スタートした直後は収益がなくて当たり前ですが、軌道に乗せられたら継続して稼げるようになります。
悪質な稼ぎ方は絶対にNGです
- SNSでアカウントを量産してスパム行為を行う。
- 高額情報商材で価値のない商品を提供する。
- 人をだますうたい文句で商品購入を促す。
- クラウドソーシングやアフィリエイトで文章をコピペする。
どんなにお金が欲しくても、絶対に悪質行為をして稼いではいけません。自分の利益が最優先で「ユーザーのことはどうでもいい!」ってなると稼ぎ続けるのは難しいです。むしろ稼げない人に限って悪質なやり方をやってしまいがち。
ネットで相手にするのは人間。つまり顔を合わせなくても、相手への気遣いができない人はネットで稼げないんです。人を喜ばせること、役に立つことで稼ぐのが基本であり、ネットで稼ぐことは誰かの役に立つことが前提です。お金のために、誰かを陥れることを考えてはいけません。誰かの役に立つことを考えれば、おのずと結果がついてくるものだと肝に銘じておきましょう。